【体験談】IT初心者が約95時間でITパスポートに合格!社会人こそ学ぶべき基礎知識

こんにちは。今回は、私がITパスポート試験に合格するまでの学習記録や試験の実態をまとめてみました。

ネットでは「意味ない資格」「簡単すぎる」と言われることも多いこの試験ですが、実際に受けてみると全く印象が違いました。


■ ITパスポート=「意味がない資格」ではなかった

世間ではこんな声をよく耳にします:

「ITパスポートなんて常識レベル」
「最近の学生なら授業で習ってるよ」
「社会人がいまさら取っても意味ない」

しかし、IT初心者の自分にとっては、知らないことだらけ。

特に社会人になってからITに触れる機会が少ないと、
「知っておくべき基本中の基本」を体系的に学ぶことは意外と難しいものです。

この試験は、そうした“学び直し”のきっかけとして非常に役立ちました。


■ 勉強時間と使用教材

  • 合計勉強時間:94時間57分

内訳は以下のとおりです:

  • テキスト学習(2周):20時間
  • 過去問演習(約2400問を2周):74時間57分

● 使用テキスト

  • いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

図解が多く、初心者でも理解しやすい構成になっていておすすめです。
ただ、こだわる必要はありません。重要なのは「過去問でわからなかった知識を補完できる参考書」であること。


■ 勉強方法:とにかく「過去問道場」を回す

使ったメイン教材はWebで利用できる「ITパスポート過去問道場」。

  • 約2400問を2周
  • 同じ問題はあまり出ませんが、選択肢の言い回しは見覚えのあるものばかり

問題のパターンをつかみ、知識の定着にもつながりました。


■ 計算問題は「難しく考えない」方針で

私は計算問題が本当に苦手でした。
割合・統計・損益計算など、つまずくことが多く、学習も四苦八苦。

ですが、対策としては

  • 簡単な計算問題だけはしっかり解けるように
  • 難しい計算問題は深追いせず他の知識でカバー

実際の試験では、簡単な問題が中心で、しっかり得点に結びつきました。


■ 新シラバス(AI関連)の影響は?

私が受験したのは、AI分野が新たに追加されたシラバス改定後(Ver.6.0)です。

  • 「見たことも聞いたこともない問題」が1〜2問
  • ただし、全体としては過去問道場で対応可能

AI、ディープラーニング、機械学習などの用語に初めて触れた方でも、頻出部分を押さえていれば大丈夫です。


■ まとめ:ITパスポートは「学び直し」の第一歩にぴったり

資格そのものの評価はともかく、私にとっては――

  • ITへの苦手意識を克服できた
  • 「聞いたことある」知識が「説明できる」知識になった
  • 社会人としてのITリテラシーの底上げにつながった

という点で、非常に意味のある勉強期間でした。


これからITパスポートを受けようか迷っている方は、
「役に立つかどうか」ではなく、「自分にとって必要か」で判断してみてください。

勉強を通じて得られる知識と自信は、きっと将来どこかで活きてきます。

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