こんにちは。今回は私が2級ボイラー技師を取得したときの体験をまとめてみました。これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
■ 勉強時間とスケジュール
合計で55時間44分の勉強を行いました。
- テキスト学習:6時間4分
- 過去問演習:49時間40分
平日は1〜2時間、休日は3〜4時間ほど取り組み、約1ヶ月ほどで筆記試験に合格しました。
■ 勉強方法:とにかく「過去問」!
勉強方法は非常にシンプルで、過去6年分の過去問を3周するという方法です。
本試験では全く同じ問題は出題されませんでしたが、過去問をやり込んでいれば、十分に対応可能でした。選択肢の中から「どれが間違いか」を見極める力が自然と身につきます。
「新しい問題でも、知識で対応できる」という実感が得られたのは、ひたすら過去問を解いたおかげです。
■ 筆記合格後の講習:正直、順番を間違えた
筆記試験に合格後、ボイラー協会のボイラー取り扱い技能講習会(2日間)を受講しました。
しかし…正直な感想としては、「先に講習を受けておけばよかった」です。
● 講習1日目〜2日目:座学
- テキストの読み上げ
- ボイラー協会作成のパワポスライドで答え合わせ
という流れで、すでに筆記試験で学んだ内容が繰り返される。
● 講習3日目:実習
- 簡易ボイラーを用いた実技講習
- PCソフトを使った操作シミュレーション
実機に触れるのは貴重な体験でしたが、それでも内容自体は「入門編」程度。すでに知識を持っていた私は、少し物足りなさを感じました。
■ おすすめの受講順は?
私の結論: 講習を先に受けてから筆記試験の勉強をするのが効率的!
講習は基礎的な部分から丁寧に説明してくれるため、これを先に受けておくと、その後の過去問演習がスムーズになります。なにより実物の画像を参照できるのは大きなメリットです。
講習後に知識の肉付けをしていけば、理解が深まり、学習効率もアップします。
■ まとめ:誰でも狙える国家資格
2級ボイラー技師は、しっかり過去問をやれば誰でも合格可能な国家資格だと感じました。
働きながらでも、1日1〜2時間の勉強時間を確保すれば、1ヶ月程度で合格は見えてきます。
これから受験される方は、ぜひ効率的に勉強して、早めに講習を受ける順番で進めてみてください!
コメント